0401-0500

緑色の閃光を見た
光り輝く奇跡の場所へ
いつも隣に
堕ちるのは闇かそれとも
焼きつけてその腕で
人を殺める
身体の死と、
朽ち逝く想いを言葉にのせて
闇に呑まれるその前に
どうか最期の声を聴かせて

与えたのかそれとも奪ったのか
零れたのは果たしてどちらの
さいごのピースをはめるのは私
落とさないで
隣の体温
虹色さえも飲み込む
光るのは水面(みなも)
平らな世界に無重力ジャンプ
耀きを失った黄金の右足
淵までおいで

壊れたはずの義手
朽ちたはずの画家
嗄れたはずの咽喉
落ちたはずの少女
攫ったはずの記憶
暴いたはずの部屋
狂ったはずの時計
死んだはずの機械
閉じたはずの未来
迎えたはずの永遠

消えた影を追いかける
全ては虚像で
曖昧な世界の均衡
揺れる雨音を聴いた
君はどうしてそんなにも儚いのか
愛とは
夢の淵で会いましょう
よくある話をしてください
壊れたのはレコードか
跪く真似をして
ぼくの隣にいつも君

それは昔話のようで
可愛いねと言えば咲く笑顔
困ったように俯く
それすらも愛おしい
例え姿が変わっても
この想いはきっと永遠に
そんな風に笑わないで
ぼくじゃ駄目ですか
ねぇ、お願いだから、笑っていてください
縋るような願いだとしても

これで終わりなんて、淋しいよ
邪魔しないで
塞ぐのは耳か、それとも
唇に掠める旋律
相反する心と君
それだけでいいから
愛してなんて言わないよ
これが、最後の、僕からのキス
折角だから手を繋いで帰ろう
それでも、僕は

僕と君の、ボーダーライン
境界線なんて初めからない
絡む視線に、鼓動が速まる
絶対に、手放したくない
闇が口をあけてお前を待っている
苦しいと思うのは、
不思議な命を落とした日
殺さないで
叫びはいつか祈りに変わる
心をどこに置いてきたの?

それは嘘だ。
だって君は僕を見ていない
拾わないで、お願いだから。
壊れるのはいつも私だ。
必然的殺戮衝動
曖昧
不協和音
恋愛症候群
狂気と凶器

好き過ぎて、頭がおかしくなりそう
嫌われ者は退散するよ
ねぇすきっていって
恐いの。君に嫌われるんじゃないかって思うと
それ以上私の中に入ってこないで!
遊びになんて付き合ってられない。
受け取ったら、君は僕のものだよ?
何でも目を背けて、見ない振りして
背中合わせの愛
初めての、共同作業

こんなにもきみが好きだなんて
これだけのために生きてきたんだ
こうしてぼくは大人になる
これですべて終わりだ
このきもちは嘘なんかじゃない
おしまいの合図 はじまりの印し
風が恋を運んでくる
どこまでいけるか
走って飛び越えてまた戻って
曖昧なジンクス