甘美な喜びに震える手の平
全てを掴む極上の
騎士と姫君
眠れる胎動
感染して 汚染する
破滅へのメロディー
誘惑する
眼前に見えるは終焉への扉か
終わりなど初めからなかったのだ
最初で最後の
この足に絡み付く屍を
踏みにじったのは貴様だ
黒く光る闇
淡く滲んだ爪先の爪
2人で見る孤独の末裔
愛を捨てようか 君を捨てようか
実らない恋など捨ててしまえ
拾ったのなら愛せばいい
拾う愛と捨てた恋
海へ捨てた遠い記憶と淡い恋心
道端のたんぽぽ
望んだ未来と忘れた過去
忘却の彼方に
焦燥
思いがけず恋
出逢う偶然 別れる必然
温度差に眩暈
広がる未知の感情
突然の隔絶
焦がれるジレンマ
擦れ違う心と相反する想い
気持ちは離れていくばかりで
心許無い
淋しいなんて言わないから今日はひとりにしないでほしい
繋がる 繋がる 繋がる
きっとこころは置き去りのまま
愛、ゆえに
蜃気楼を抱いて
零れたビー玉
こころ、ここにあらず
独りの孤独、ふたりの永遠
声のするほうへ
闇に溶けた淡い恋心
薄れてゆく
恋をしました。
きらいきらい大嫌い
平行線を辿るように
湾曲した背中
無垢な恋愛
穢れた手
後戻りは最初から出来ない
恋せよ少年!
片思い物語
君が好き
キスまであと6センチメートル
繋いだ手の温もり
壊れた友情 生まれた愛情
繋いだ手があたたかいのは
君の笑顔のためになら僕はなんだってできる
恐がらないで 僕がそばにいるよ
これが恋だったなんて
愛しているなんて囁いても
このまま2人でどこか遠くの星へ
眠るあなたの額にキスを落とす
さよならなんて出来ない
君に届け 僕の最期の愛の言葉
君を愛するジレンマ
それを人は恋と呼ぶ
名前のない感情
重なる視線と絡んだ熱
じわりと溢れて
言葉で伝える愛だってある
ひとかけらでもいいから愛してほしかった
こころにひびく恋の予感
きっとあなたは私を好きになる
曖昧な関係に終止符を
友情以上、愛情未満
ここから先はひとりでおいで
選ぶのはきみなんだ
声に出したら消えそうで恐い
道化のようだ
じゃあ君は僕が好き?
騙されたと思って言ってごらん?
そうやってまた逃げるの?
私のところへ戻ってきてくれる?
心と身体とどっちがほしい?
名詞と呼ばれる言葉の群れ
佇むことを選んだ動詞
偽りをうつす形容詞
副詞を求めて彷徨う
すべては品詞である
拒否する事を勇気とするなら
絶望がいつか終わりを向かえるとき
邪魔なものは一切もたないで
さよならのかわりに愛情を
自惚れるならあとにして
こわいと思うのはまさかお前だけではないのだ
ひとりでに歩き出していつかは止まる
この道はどこへ向かってどこで終わるのかなんて
愛されるのは、その人を認めることだ
このまま遥か遠くまで行けたら良かったのに