0201-0300

僕の手にあまる君という存在
存在価値を、知ってほしかったのは誰?
誰でもいいから見つけて
手放したのはなんだったか
彼の事を覚えていたのはいつまで?
出会いは突然にやってきた
高く高くのぼってゆく
雲の終わりを見に行こう
嘘と本当の境目
目頭の熱くなる理由

温もりを感じたのは錯覚か否か
虹色に輝いたのは君か僕か
泣いた太陽
喜びの歌を、誰に歌うの?
偽りの姿を曝して
真実を見つめる眼
昨日の思い出、今日の記憶
忘却という名の逃走劇
行方知らずの恋
足下に転がる魂を拾い上げて

君が笑うなら僕はいつだってそばにいる
指先から零れ落ちるほどの愛情を注いで
光り輝く宝石なんて要らないからどうか離れていかないで
銀翼の天使は祝福なんてしてくれないから
神様、私の願いを聞いてください。
勿忘草に思い出を
捨てるならいっそ愛して
恋して焦がれて待ち惚け
誕生日には薔薇の花束を
ゲシュタルトより愛を込めて

感覚が鈍る
拒絶を許さない返答
私の全てを支配する貴方
美しい声で啼く
余韻が波のように
めまいがする
闇に溶けそうな
浸透する 満たされる そして沈んでゆく
まるで呪文のように動けなくなる
包み込むような、全てを呑み込むような。

背中が粟立つ
美しい真紅の眼
シーツにくるまる
呼吸すら支配される
恥ずかしさに蹲る
軋むベッドの音がやけに響く
狂おしい程愛おしい
瞬く間すら惜しい
射抜くような視線の先
優しさが刃物になる

髪が触れる距離
触れた肌が発火するように熱を生む
病に侵された身体
暗闇に埋もれた本音
君の言葉で聴かせて
横たわるキミに祝福のキス
まるで子供のように愉しむ姿
茹だるような口付けを
妄想に溺れたヒトの行末
泣き顔を覚えていますか?

流れるように、詠うように
言葉だけは嘘を吐かないで
見慣れた天井と忘れた天井
ネクタイを結ぶ振りをして
忘却の彼方に存在するボク
行間を読んで本音を曝して
暴かれる、全てを笑う彼女
懺悔をして、許しを請う手
自分の嘘にまみれて窒息死
奇妙に歪んだ恋を呼ぶこえ

背中の傷痕
世界に埋もれた愛の詩
聴こえていますか?
自分のために、生きること
人として出来る事を探すよりも
体温を感じる
涙を誘うプレリュード
メゾフォルテ
人魚の見た夢を見る少年
声を張り上げて示して

夢の跡などとは言わないで
奇跡を待つ
終わりなんて見えなければいい
生きることの本当の意味を知る
代わり等いくらでもいるのだ
世代が移り、人も変わる
さぁ、次は誰を裏切るのか
壊れて 壊して 奪って 奪われる
耳鳴りのような
心が啼いているのだ

掴み損ねた罪の色
逃げるが勝ち
彩り豊なキミのいた世界
希望を胸に、絶望を左手に
見えるもの全てを救うことなど
勝ち取ったものはいつかは壊れる
そう言って僕は何度もあなたを裏切る
ただ恐かった
罪を背負う背中と罰を受ける背中
刹那の攻防