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空が落ちてくる
君にキス、僕になみだ
灰色の想い出
耳に響く小さな声
言葉で示して
あたたかい水
別れ、そして終わり
沈んだ恋
ほんとうのあなた
広がる覚醒

繋いだ指
絡んだ脚
抱かれた腕
焼かれた瞳
償う唇
痛む頭
泣いた心
切られた髪
逸れた手
掴んだ首

いつまでもそうやって知らない振り
耳を塞いで、口を閉ざして
見つめる先には背中
きっとあなたは帰ってこない
だから、泣くの?
跪く姿すら愛おしくて
愛を請うように
知らない誰かの匂いがする
反面教師に恋をして
傷つく勇気もないくせに

愛し、愛をする
信じて
僕らはいつだって前へ進む
君を愛す
制限時間を延長するように
痺れるくちびる
まるで純愛のような
光を求める
カミサマの気紛れ
瞬きすら奪われるような恋

臆病なライオン
幸せを願う
叶える力と願う力
泣き虫な神様
腐敗する私の想い
焦げた写真を捨てない私
綺麗事
焼けるような、凍えるような、
震えた声
闇で泳ぐ魚

ほらまたよそ見してる
視線の先の、私の知らない彼女
心に芽生えた静かな殺意
生徒会室の秘密
聞きたくない、あなたの声なんて
カーテン越しに見えた
走って走って走って、そしてまた逃げる
1番になれなくていい
忘れられた消しゴム
君が忘れろと言うのなら

愛を確かめ合う作業
心に残る君の香り
ふとした時に感じる体温
振り返ればいつも
消えてしまった
それが最期の言葉ですか?
好きという魔法
真実なんて欲しくなかった
棺桶に印された名前を呼んで
日が暮れた町

そうやってまた笑うんだね
器用な振りして
泣きたいのなら泣けばいい
握ったシーツの皺を見つめる
拠り所なんていらない
だから私を忘れて
この声は、とどいてますか?
私から、今はもう永遠の君へ
夢なんて幻でしかない
すき、それさえも言えなくて

例えばきみがぼくを忘れたとして
自由の語源を知っているか
毎日を繰り返すことに意味を見出す必要があるかないか
心にも無い事を語る残酷な唇
焼けるような気持ちに轟くような愛情
滲んで消える 仄かに生まれ変わる
堪えきれない思いが溢れてこの世界を埋めてゆく
ななつのこころをもつかいぶつ
握った手を放す勇気をあなたは持っていますか?
自分で自分を殺してみせて

どこまでも沈んでいく恐怖
逸らすことの許されないきみの瞳
舌っ足らずなあいじょう表現
あなたの隣の彼とわたしの隣の彼女
背中越しに伝わる刹那の感情
信じることをやめたきみはきっと自分を裏切っている
ぼくのなかに生まれたあなたを想う浅ましい気持ち
許しを請うように頭を垂れる
キスして、抱き締めて、そして殺して
捨てるように、拾う